講演者:平田 修正 会員

5月25日(土)古唱会で講演をしました。

「100歳に向かって気を付けること。そしてお願いすること」というテーマについてご報告いたします。5万人以上の100歳の方がいる今の日本。しかし4万人近くが寝たきり状態、もしくはそれに近い状態にあると順天堂大学の白澤教授が言っておられます。
今回の講演の目的は「どうすれば元気で100歳を迎えられるか」ということです。私は最近69歳のプロカメラマンに会う機会がありました。その方は元気な100歳の方を写真に撮りプレゼントしているというのです。カメラ

私もこの方の生き方に刺激を受け、健康管理士として役立てるよう日々邁進していきたいと思っています。年配の方のお話を伺っていますと健康で長生きするためにはいい加減な生活では難しく、それ相応の努力が必要と感じています。いや、いい加減な生活をしていると100歳はもとより80歳、90歳を健康で迎えることも困難でしょう。今日会場にお来しの古唱会の皆様は元気な方ばかりで凄いなぁと思います。人生の勝利者と言っても過言ではないでしょう。古唱会のメンバーの中での最高年齢は95歳ということですが、1人でも多く100歳の長寿者が古唱会から出ますように願っています。
提案として「私は125歳まで健康で長生きします!」と書いて、目に付くところに貼っておきましょうと言いました。
実行していただきたいことは、*血圧・体重測定*歩くこと*ラジオ体操*腹八分は毎日。*歯科へ通院*公民館などでの活動は毎月。*定期健康診断は毎年、なども毎日見える場所へ貼っておきましょうと付け加えました。
「100歳に向かっての努力と心がけについて」
*好奇心を持つ*情熱を失わない*愛情を捧げる*友情を持つ*信じる心*口腔ケアーを忘れない*お洒落をする*良い姿勢を保つ*血圧などの健康に関する数値を記録する。
「100歳を迎えるための注意点」
*転倒しない*筋肉を鍛える*脳トレをする*ビタミンD摂取を*タンパク質摂取を。
また順天堂大学の小林教授は著書で、「健康には次のことをゆっくりすることが大切です」と述べておられます。*歩くこと*食事*会話*運転*文字を書くこと*深呼吸*入浴。
そして*細胞の隅々まできれいな血液が流れること*自律神経のバランス得雄よくすることなどを挙げておられます。
100歳に向かって気を付けたい病気の一つに、脳卒中があります。脳卒中は動脈硬化が原因の血管病です。十分注意をしましょう。
みなさまにお願いしたいこととして*今までの古唱会で得た健康知識を若い方に伝えてほしい*お酒の適量を知る*禁煙が必要*健康の大切さ*命の尊さなどを挙げました。
「人は長生きするから幸せなのではなく、幸せだから長生きをする」という言葉で最後を締めました。