講演者:大嶌悠美生  会員

5月14日(水)に川口市西公民館にて、講演をさせていただきました。 近年、日本人の平均寿命はかなり延びていますが日常的に介護を必要としないで、いかに自立した生活が送れるよう健康寿命をなるべく延ばすことも必要であると考えます。それにはロコモティブシンドローム(運動器症候群)にならぬよう日頃から運動して筋力を維持する。そして寝込む原因とその対応等についてのお話をさせていただきました。

ロコモシンドローム 健康
1.寝たきり
1)寝たきりになってしまう原因(上位5つ)
脳卒中、認知症、老衰、骨折・転倒、リウマチ・関節痛などです。特に「高齢による衰弱」「関節疾患」「骨折・転倒」これ等が原因で体のなかで動かしていなかった部分が、結果として動かなくなってしまうことの廃用症候群が約半数を占めています。
2)寝たきりにならないためには
肉体的に体の筋肉や関節をまんべんなく使う。「精神の若さ」を持ち続けること、生活習慣の改善などです。
3)自分の運動器の総合力をチェックしてみる(筋肉や関節、運動を行うための骨格や神経など)
片足立ち、ロコモ、認知症リスク、メタボなどです。
2.精神の若さを保つ3つの習慣
新しいことへの取り組み、口癖を変える「もう年だから」は禁句、人とのコミュニケーションなどです。
3.運動で体を錆びさせない
自立した生活を送るには3つの「運動能力が必要」、持久力、下肢体幹筋力、バランス能力などです。いくつかのトレーニング方法を説明しました。
4.高齢者の転倒
高齢者の転倒は「骨折」や「けが」が、その後「寝たきり」につながりやすい。そのため注意することは家庭内の危険ポイントを少なくしたり、歩きやすい靴を選ぶことです。そして筋力低下、バランス障害を防ぐことです。
5.老化や病気を防ぐ正しい生活習慣をおくる
たんぱく質、抗酸化物質を摂る、睡眠の確保などです。

*健康長寿で寝たきり防止、元気に過ごしましょう!で終了しました。