講演者:佐々木育代 会員

5月14日(木)新郷公民館で講演させていただきました。「貯筋を増やして寝たきり予防」といつもと同じテーマでしたが、会場が初めてで公民館はノータッチと事前の情報がありましたので少し不安を抱えておりました。

当日、ご挨拶させていただきましたら、館長さんご自身がマイクのセッティングもして協力的な対応をして下さり胸をなで下ろしました。ホッとするも束の間で、参加者がなかなか見えません。やっと一人、女性の方が見えましたので話をお聞きしましたら、広報で一年間の予定が紹介されただけということで“宣伝が足りない・同じ日に健康体操がある”と言われ反省点が見えてきました。そんな状況の中で講演が始まりました。

最初に寝たきり、要介護の原因は生活習慣病によるものが多くその原因は過食+運動不足によるものが60%以上占める、生活を放置すると大変な病気に進行することになると説明し、生活習慣病の原因である生活習慣は医師でも薬でも治せない、ですが私達が心掛ければ改善できます。過食はダイエット、その基本はバランスの摂れた食事を腹八分、運動不足はロコモティブシンドロームから特に筋肉を鍛えることが寝たきり予防には一番の効果があると、筋肉の役割を丁寧に説明し筋肉の大切さを分かっていただき寝たきり予防を第一優先に考えるならば下半身を鍛える事と説明しました。大切さを分かっても寝たきり予防の為だけでは続かない、継続するには楽しさが必要ですのでウォーキングを例に説明しました。

Fotolia_64536094_XS

筋肉は頭のてっぺんから爪先まであり貯筋の大切さ、寝たきりになって後悔しないようにご自分の体力を把握し見合った運動量、貯筋のすすめを話しました。最後に家の中でテレビを見ながらイスに座ったままでも出来る貯筋運動を行って終わりました。

今回、新郷公民館では初めて私が務めさせていただきましたが、会場も立派で館長さんも協力的でしたが参加者が少なく残念でした。私自身の反省点もありますが、しっかり受け止め次に繋げていきたいと思います。