講演者:松本幸子 会員

1.東洋医学と漢方の違い

※気の付く言葉探し

元気、勇気、弱気、気丈等

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2.気の生成と働き

「天の気」「地の気」が合体したものが「真気」と呼ばれ真気=元気の事であり=エネルギー=生命力の事である生れながら持っているもの「先天の気」生れてから足してゆくもの「後天の気」と呼ぶ

 

3.漢方は日本独自で生まれたものと言われ、その気の見えどころとして、「七情と気の関係」を検証してみました。

1,怒る2.恐る3.喜ぶ4.驚く5.悲しむ6.思う7.憂う

さてさて気はどこに集まりどんな形をしているのでしょうか?

 

4.気・血・水(人間の身体はこの3要素で構成されていると言う考え方)

正常に働くと心身の活動が営まれ、不足したり、滞ると、未病から病気になってしまう。

「気」は元気、気力、気合と言った、目に見えない生命エネルギーで各機能を動かし、血液や水分の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す働きを持っています。「血」は血液の事で、全身に栄養と酸素を運び、老廃物を回収する働きがある。「水」は赤くない体液・水分の事(おしっこ、涙、消化液)体全体を潤し、体内を循環して、体温調節や関節の働きを滑らかにします。
3要素を活性化するには、基礎体温36度以上を保つ工夫であり、キーワードは「循環」or「停滞」気付き。

運動、睡眠、食事、排泄、バランスの良い、健康メンテナンスを心がけましょう。