講演者:塩沢 満子 会員

10月8日新郷公民館で、20日戸塚西公民館でこのテーマで講演をしました。 毎年、敬老の日に発表される日本の高齢化率が26.7%に。昭和25年にはわずか4.9%でした。(今の時代、65歳以上を高齢者と呼ぶことに私を初め多く方々が違和感を持っていますが。)また100歳以上の人が61,568人で初めて6万人を超えました。ちなみに平成元年の100歳以上は
3,078人でした。数字で見るまでもなくこの数十年で高齢化は進み、高齢者はダントツに増え続けています。
このような時代に私たち高齢者は、人生の最後近くまで自立した生活を送ることが、自分にとっても社会にとっても家族にとっても、幸せなことと考えてこのテーマで講演を続けています。
 健康寿命の意義は、今や健康番組やコマーシャルでもおおいに放送・宣伝されています。
 自立した生活を送るには、命のある間は自分の思う通りに体を動かし病気に苦しむことなくピンピンと元気に生き、この世を去る時は長く寝付くことなく大往生で旅立つ。これからの人生をこのように生きようと訴えました。そのために体の健康・頭の健康・心の健康のために自分で行うことをみなさんと確認をしました。
 まずは健康寿命を伸ばして、介護のお世話になったり、寝たきりになる期間を限りなく短くしようとの意識を持つこと、そして自分が出来ることを自分の小さな努力で続けることですと、力説しました。
 私自身も20歳と40歳の時に、スキーで二度の大怪我をして右足の付け根から足の指先までをギブスで覆われました。
 その時右膝十字靱帯が切れ手術、と言われましたが手術を断り、脚の筋肉を鍛えて膝をカバーすることに決め、お医者さんから指示された筋トレを今も続けています。なかなか毎日とは言えませんが今日休んでも、また明日やればいいのです。
運動は気楽に考えて、取り組んで欲しいです。
 筋肉は20歳頃が最高に。50歳を過ぎると普通の生活でも1年で1%減少。寝たきりになるとたった2日で1%減少すると言われています。
 健康寿命を伸ばすためにも自分の足で歩くことは、自立した生活では重要です。駅まで歩く、駅の階段はゆっくり上り下りする。私の利用する北朝霞駅の上り階段には消費カロリーが書いてあります。
 食べることの大切さは、体の働きを知ってもらい、毎日食べる必要のある10食品群のチェック表をみなさんにお渡しして、毎日「食べたかな?」と確認をお願いしました。
 脳トレの手遊びをして、手・指を動かし大きな声を出して盛り上がりました。
 心を元気にするためには、自分にも他の人にも心地よいことをして、幸せホルモン・安らぎホルモンといわれるオキシトシンの分泌を促しましょう!最後に幸せの算数 +・-・×・÷ をお伝えして終わりました。
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