講演者:上原道康 会員

1: 講演予定者が体調不良ということで、西老人会で急遽代役を務めました。

テーマは、「健康増進のための標語色々」で

fotolia_85613349_xs

1)年配者の実践したい「アイウエオ」と気をつけたい「カキクケコ」とは・・。
2)年配者が元気でいるための「カキクケコ」とは・・。
3)年配者の「753」とは・・。
4)「ABCDE」の健康管理は家族みんなで・・・。

最初に、日本人の平均寿命、健康寿命とその問題点を話し、日本人の死亡原因トップ5までを説明。
資料で配布した脳卒中に関するものから「脳卒中」の意味や最近、ドクターの間でもTVなどで言い始められた「脳卒中対策のFAST」について聴 いてもらいました。
特に、死亡原因順位が4番目になった脳卒中は、手当さえ早ければ死に至る病気ではなくなったことを理解してもらうように話しました。さらに死亡原因の3番目になった肺炎については、なぜ肺炎死の95%が高齢者で、逆に言えばなぜ若い人は肺炎死が少ないのかについて話しました。

「ABCDE」に関しては、「B」はボデイウェイトであることを話し、適正体重を説明。
「もし若いお嬢さんをお持ちの家庭では、娘さんのBMIを知っておいてください。そのBMIが17.5を下回る場合は、たとえ引っ叩いても、もっと食べさせ、どんなことをやっても18まで引き上げるようにしてください」と語りました。
最後は、100歳になっても寝たきりでもなければ介護も必要としない「百寿者」の特徴として、
糖尿病が少ないことを話しました。その際引用したのは「糖尿病の脚」という言葉でその意味を説明。まず血糖値などの管理が大切であることを理解してもらえるよう話しました。

2: 古唱会で45分講演をしました。

演題は「認知症予防の色々」で構成は
*指の運動が良い理由は
*いつまでも元気に食べ続けるためには
*ストローで遊びながらのトレーニング、の3点に絞って話を聞いてもらいました。

認知症になれば昔の話ばかりをするといわれていますが、その理由を資料で説明。
また脳が常に刺激を受けるために、それもできる限りお金を使わないで家の中で楽しみながらできる遊び半分の訓練について話しを進めました。
持ち込んだそのためのグッズは、ほとんどが100円ショップで仕入れたもの。

キングサイズのゴム製のさいころ、輪投げ、ヨーヨー、だるま落とし、コマ、けん玉など。
後半はいつまでも元気で食べ続けるため、飲食物の誤嚥を避けるためにストローを使っての吹き矢遊びやティッシュペーパーでの遊びなどを参加者にトライしてもらいました。