講演者:住吉 修 会員

6月9日、水曜日の朝は雨に見舞われましてご参加者のご来場を心配しましたが、お蔭さまで新郷公民館講演に26名のご参加者のご来場をいただきました。
サブタイトルは”楽しくウォーキングしよう!”です。ご参加者のほぼ大半の方が散歩、もしくはウォーキングに取り組まれているとのことでした。このあたりは新郷公民館では前月の講演時に次回の講演チラシを配るので、そのためコアなニーズの方々がご参加されるのでしょう。
講演内容はウォーキングのフォーム、強度、様々なウォーキングの方法、補強運動を軸に進めさせていただきました。
 
・ウォーキングのフォームではまず姿勢を正していただくことを大前提として申し上げました。
1)頭が肩の上に乗っかっている。
2)背すじが伸びている。
3)腰が落ちていない。みなさんはいかがですか?

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・ウォーキングの強度は自身で運動中の脈拍を測定し、その値が最大心拍数の50~60%まで上がるよう指導させていただきました。またこの値が体脂肪燃焼に効果的な数値でもあるのです。

・様々なウォーキングの方法の前に”体操のおねえさん?”稲田会員がアシスタントとしてご登場いただき、ラジオ体操をアレンジした着座したままでの体操でカラダをほぐしました。その後、「大股ウォーキング」、「ツイストウォー
キング」、「つま先立ち歩き」、「かかと歩き」等身体の部位別に効果のあるちょっと変わった歩き方を紹介させていただきました。

・補強運動として紹介させていただいたのは転倒防止の観点から相撲の四股を提案させていただきました。相撲の競技特性上、カラダに土が付かないよう踏ん張ったり、バランスをとる局面が四股には内包されています。あの片脚を挙げて地面に降ろす場面ですね。また脚を降ろした時、地面からの反力で骨の密度を高め骨粗鬆症を予防する効果もあります。

ここまできて最後はカラダをじんわり伸ばすストレッチでクールダウン。講演者自身の私も汗をかいたり、マイクが胸元から飛んでしまったり文字どおりアクティブな講演内容となりました。