講演者:小竹治子 会員

7月12日(火)戸塚西公民館で講演しました。カンカン照りの1日でしたが沢山の方の出席頂きありがとうございました。前の団体の方が13時まで使われ心配しましたが参加者のお手伝いでスムースに講演出来ました事感謝しております。ここ戸塚西公民館は比較的自宅に近く何度か諸先輩の講演を聞いたりして馴染みの有る会場でしたので落ち着いて講演出来ました。

4人に1人は高齢者の時代・誰もが元気で長生きをモットーで生きたい。自分の足で歩いてトイレに行けて自分の手で箸を持って食事を取り、心地良く生きる為には努力をしなければなりません。ピンピンと生きてころりと死ぬ前に介護又は寝たきりの時間が男性は9年、女性は約13年弱あります。「介護又は寝たきりの時間を1日でも短く出来るよう努力しましょう」をスローガンにお話をさせて頂きました。

それには毎年通知の有る健康診断を受信し早期発見・早期治療に努めましょう。内臓肥満・メタボは生活習慣病であり、脂質異常症の要因でも又、動脈硬化の危険因子でもあります。ドミノ倒しの様に高血圧、糖尿病も併発します。生活習慣を改善し心臓病・脳卒中から身体を守りましょう。生活習慣を改善する事によって内臓脂肪が減少、高血圧、高血糖、脂質異常が改善されます。

生活習慣の改善には
1 運動習慣の徹底  有酸素運動
2 食生活の改善
3 禁煙

健康寿命を阻害する要因として生活習慣病とロコモティシンドロームです。食生活と運動で予防しましょう。

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運動はいつもの動きにプラス10分の運動と言う事でラジオ体操が丁度10分。何時もの動きに1日10分軽い運動を追加ラジオ体操が最適です。食は筋肉を強くする食物で1例として酢豚が良い。豚肉の身体を動かす筋肉のもとになる蛋白質)とビタミンB6、ビタミンC(緑黄色野菜)。
骨を強くする(骨粗鬆症対策)鮭のチーズ巻きとブロッコリー添え(鮭の中のビタミンDがカルシュウムの吸収を助け、ブロッコリーに含まれるビタミンKがカルシュウムを骨に取り込んでくれる)又具沢山の味噌汁、魚・豆腐とジャコなどを食材とする日本食は骨を強くする食事でもあります。

ロコモ対策に必要なたんぱく質、カルシュウム、ビタミンD、ビタミンKを含む食品群を上手く組み合わせて献立を工夫し、元気で長生きに心がけましょう。