講演者:稲田 美恵子 会員

私の講演の前に、80歳と86歳という姉妹の方が、銭太鼓という舞踊を披露されました。五円玉を筒に入れた物を投げたり掴んだりしてじゃらじゃら音を鳴らして踊るという楽しくリズミカルな踊りです。
見ているとこの動作はまさに脳のトレーニングということに気付きました。しっかりと筒を受け取らなくてはならないので、私がやろうとしているグ・パー運動その物と考えながら観ていました。

会場の方たちが舞踊を見て、心もうきうきした所で私の講演を始めました。
朝8時のNHKの朝ドラ「てっぱん」のシーンで踊りをしている人達がいるのですが、そのシーンに「あかつき健康体操」の踊りが2秒映されたビデオで見て、会場はわいわい気分!さあ、皆が良い雰囲気に乗ったところで講演開始です。

最初に「脳を若がえさせる七つの秘訣」を説明しました。次に「ボケない・ボケます小唄」を披露。この歌の中に若返る秘訣がしっかりと入っているのです。
1)風邪もひかずに転ばずに、笑い忘れずよくしゃべり。頭と足腰使う人、元気ある人ボケません
2)スポーツ・カラオケ・囲碁・俳句、趣味のある人、味もある。異性に関心持ちながら、色気ある人ボケません
3)年をとっても白髪でも、頭はげてもまだ若い。演歌歌って、アンコール生きがいある人ボケません。
一、何もしないでボンヤリと、テレビばかりを見ていると、のんきのようでも年をとり、いつか知らずにボケますよ

二、仲間がいないで一人だけ、いつもすることない人は、夢も希望も逃げてゆき、年をとらずにボケますよ
三、酒も旅行も嫌いです、歌も踊りも大嫌い。お金とストレスためる人、人の二倍もボケますよ
(お座敷小唄の曲で歌う)この歌詞を読んで、歌って振りを付けて、踊って皆さん方の参加で講演をしました。体も温たまり笑いも出てきました。

次に「足は第二の心臓」といわれています。足踏みを「三百六十五歩のマーチ」に乗せて手を振り、足を上げ「ワンツーワンツー」とやっていただきました。
次に「手は第二の脳」といわれています。私は目下、リンパの学院に通って勉強中です。リンパの排泄口が鎖骨に有ります。皆さんの鎖骨をさわって、指から手の平のリンパを流すマッサージをしました。

次に首の運動をしました。「米」という文字を体の運動で書いてもらうのです。首を左から曲げ右に曲げ「米」という文字を書いてもらいました。

次にゲームに入りました。ペットボトルの蓋を二人組んで、自分の前に10個の凸ふたをならべ相手の前に凹の様に蓋をならべるというゲームです。指でつまみながら医かに多く凸にできるかというゲームです。

最後に参加者の協力の下健康唱歌を歌い、講演を終わりました。