講演者 重田健一 会員

16日(火)戸塚西公民館に於いて上記テーマの講座を開催いたしました。当日は20名の皆さんにご来館頂き、健康管理士会からは会長代行の稲田さん、次月講座担当の南野さんにお手伝いを頂きました。
まず、健康寿命について解説し、世界の健康寿命(WHO世界統計2015より)では我が国は第一位であり(74.9歳・世界平均63.1歳)野菜、果物摂取との関連も一つの要因であることを理解頂きました。国内に於いては山梨県が男女とも健康寿命一位であり、(埼玉県は男女ともベスト10に入っていません。)
因みに山梨県は野菜摂取量の他、食事時間(朝・昼・晩)の長さ、要介護認定率の低さ等が挙げられます。(女子栄養大学・月刊誌・栄養と料理より)

続いて、先月講演参加の皆さんにアンケートのご協力をお願いをした健康寿命延伸のヒントの結果について①多めの野菜摂取②多めの果物摂取③非喫煙又は禁煙して5年以上④一日の平均歩行時間が30分以上⑤一日の平均睡眠時間が6時間~8時間の5項目の実践数は4~5項目が全体の63%、多め野菜摂取をされている方が84%と概ね健康生活に留意されている現状を報告致しました。
また野菜、果物の高騰の中、野菜、果物の話題は今が旬の柑橘類についての健康効果の他「オレンジとミカン」の違い、冬野菜、春野菜の健康効果とその特徴等について解説し、地産地消で新鮮な野菜、果物の摂取をお願い致しました。

食べ物

今回「まとめ」としては、「エネルギー」と「栄養」のバランスをしっかり摂る事は勿論、野菜は「生食」から「焼く」「炒める」「蒸す」「煮る」「和える」「茹でる」「揚げる」等様々な調理方法があり、食べやすさ、栄養効果も異なります。
色々な調理方法実践し、旬と新鮮さにこだわり、毎日楽しい食卓にして貰う事をお願いし締めくくりました。