講演者 蓮池博子 会員

1月11日(木)に新郷公民館で講演させて頂きました。30.1.1.1ワンワンワンでいぬ年、なんともワンダフルな日に講演させていただき気合も充分!元気に自己紹介をして、お話を始めさせていただきました。

現代はもう人生100年の時代、生きることが可能なそんな超寿命社会となりました。
『100歳まで元気に生きる条件として足腰が丈夫で歩けることが第一』と言う先月の田村会員さんのお話を思い出していただき、それにはやはり基本に正しい食生活があってのこと…。
昨年は100歳以上の方が67,824人と発表されましたが、日にちで数えますと100年は約36,500日。毎日の食事の回数は約109,500回にもなり、その食べたもので私たちの体は出来ております。
食べたものは分解され全て血液になりますが、
例えば喫茶店でトーストとコーヒーとをいただけばその血液、カップラーメンを食べればその血液、ごはん・みそ汁・納豆・ほうれん草のごまよごし・鮭の塩焼き等ならそれらの血液となる訳です。そう考えますと一日一日の食事がいかに大切かと言うことが良く分かりますね。そうお話すると、頷いている方がいらっしゃいました。

続けて体を構成している栄養素に付いて熱源栄養素と保全栄養素とに分けて、出来るだけ詳しくお話しさせて頂きました。
熱源栄養素(タンパク質・脂肪・糖質)の方はその名の通り体の材料やエネルギーになるものなので、自分に間に合う量をしっかり召し上がるようお話し致しました。
保全栄養素(ビタミン・ミネラル)は僅かな量でいいのですが、タンパク質を十分に機能させるためにとても必要な栄養素なので、毎日のお食事からしっかり摂るようにとお話させていただきました。

具体的には手づくりのマグネットをボードに貼って、『まごわやさしいこ』のフレーズに乗っ取って説明させて頂きました。
その中でひとつお魚料理のレシピを皆様にお配りしてお正月明けなのでさっぱりとした献立の『鯵のカルパッチョ』を紹介させて頂きました。
簡単なので男性の方も是非作ってみてください。

最後に口の健康の大切さもお話ししてパタカラ運動を兼ねて「バラが咲いた」の歌をみなさんと一緒に大きな口を開けて元気に歌って終わりにしました。

司会の紺野さん、稲田さん、今日も大変お世話になりました。ありがとうございました。