講師;長谷部美紀代

4月12日(木) 新郷公民館で講演しました。気温の変化が激しく真夏日となった1日でした。

フレイルとは加齢とともに筋力、活力が衰えるため予防意識を高め、サポーターを養成して要介護の入り口となる「サルコぺニア」を予防し、「しっかり食べて、しっかり動いて、みんなで楽しく」を目標に地域ぐるみで取り組もうとするものです。厚生労働省が平成15年度から進めており、平成18年度は全国的に実施していく予定です。

今回、フレイルという言葉に馴染んでいただきたいとテーマにとりあげました。

どこの講演会場に伺っても、高血圧の方が非常に多いようです。高血圧の原因の一つである塩分の摂り過ぎを防ぐための食品選びや食べる工夫、調理方法の工夫について、資料を見ていただきながら説明しました。塩分の摂り過ぎは血管に負担をかけてしまいます。血圧を上げない暮らし方や血液中に中性脂肪やコレステロールを増やさないために気をつける点について伝えました。

また、血管の老化も心配です。運動をすることにより血管の壁から一酸化窒素が分泌され柔軟になると言われており、ストレッチやウオーキングを勧めました。何事も続けることが長寿につながります。低栄養を防ぐための食事のとり方、コツ(骨)、コツ(骨)と貯筋していただくための運動など、毎日の生活習慣にしていただくようお願いして終わりました。

健康講座が講師二人制になって初めての講演でした。私自身は時間配分について考える必要を感じました。

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