講演者;上原道康会員

5月19日、古唱会総会開催時に講演しました。

構成は①介護疲れしない「サシスセソ」②熱中症対策の「カキクケコ」と「FIRE」の2部構成としました。総会があるということでボードも使用できないことを想定しトークのみでの構成にしました。

冒頭に和光市の認知症専門病院院長の講演会で語られる言葉を紹介。「世間では親の介護を一人でやっている子供や嫁を、称賛するケースが多いが、それは止めましょう。

介護する者も必ず介護したくない、休みたい、と思う時もあるのです。そんなとき世間の評判が重荷となって悲惨な結末となることがたくさん出ています。

声をかけるとしたら、どんなことでも相談にのるからね。あなたが大変なことみんな知っているからね。一人で責任を背負っちゃだめよ、という言葉です」。大勢の方が頷いて聞いてくださったのが分かりました。切実なしかも身近な問題なのかもしれません。

また認知症ケア技法として知られている「ユマニチュード」についても少し触れました。

後半の熱中症については、冷たい水とぬるま湯との違いについて説明。「熱中症対策として飲む水」と「寝る前に健康管理のために飲む水」の違いについて説明しました。

総会後の懇親会には、要請のあった15名参加を上回る16名の会員に参加いただいたこと、感謝申し上げます。古唱会では初めて講演する方を温かく受け入れてくださっています。

今後とも皆様の積極的なご協力をお願いします。深々謝々

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