埼玉県健康管理士会会長 上原 道康

新年度は高橋顧問のお力で、新たに12回の講演機会が増えるという素晴らしいスタートとなりました。
会長をお受けしてこの1年、会員の皆様の担ぐ御輿に乗ったままの私を支えてくれたことに感謝します。新年度から、さらに充実させ会員に納得してもらえるにはどうしたらよいのか、明確な答えはまだ出ていません。

ただいえることは、埼玉県健康管理士会が健康講演を行うという大目標の下に運営されている以上、特に川口での講演(古唱会や西老人会などでの講演)は会場に足を運んでくださる主としてお年寄りに満足頂ける講演内容でないといけないということを、皆様に理解してもらえるよう徹底して話し合って行きたいと思います。

講演をされる会員の大多数は、立派な見識を持ち、ライフワークともいえるテーマと取り組んでおられることでしょう。ただあなたのライフワークの内容が古唱会などで歓迎されるかどうかは別問題です。そこには主催者側の意とするものを汲み取り、聴いていただき喜んでもらえ、明日から実行してもらえる内容の講演でないと自己満足になってしまうことでしょう。自画自賛は控えましょう。謙虚になりましょう。

特に古唱会や西老人会などで講師をされる方に意識していただきたいことは①レジュメはお年寄りが理解できる書き方ですか?②資料は難しすぎませんか?③パワーポイントは枚数が多すぎませんか?④お年寄りに楽しんでいただける内容ですか?⑤また健康管理士の講演を聴きに会場に足を運んでみたいという気持になっていただけますか?これらのことを自問自答できる講師を目指しましょう。そのために熱い月例会となることを切望します。それが全ての会員にも良い刺激となると考えております。