講演者;山岸みどり会員

9月19日(水)彩の国すこやかプラザにて、100年の時代を健康で生きていくためには何が必要なのかを「健康のダイヤモンド」と題して講演させて頂きました。

私たちが健康を維持するために不可欠な要素である、栄養、運動、休養について話しました。栄養では「まごわやさしいこ」の1つ1つの栄養素とその働きについて話し、100年の時代にはこれに「肉、卵、乳製品」を加えて頂くことを提案しました。

運動は、ウオーキングや筋トレといったものではなく、日常生活で動かしている動作について、

例えを用いて話しました。洗濯をする動作には、洗う、シワを伸ばす、干す、取り込む、畳む、タンスにしまう。これだけでも十分からだを動かしている。このことに気づいて頂けるよう、いくつか例を挙げて話しました。

休養は、心の休養についてお風呂に入ってリラックスすること、カラオケや囲碁、旅行など好きなことを楽しむことで、ストレス解消をすることを提案しました。

この健康の三大要素の他に欠かせないものとして排泄について話しました。排泄は正しく、栄養、運動、休養の贈り物であります。

今回の講演を高橋会長からご指名頂いた直後に、父が頸椎椎間板ヘルニアのため両手足が動かなくなり、日常生活を送ることが困難になりました。父は入院し、手術、リハビリを頑張り、無事に退院し、現在は自宅で日常生活を送ることができるまで回復しました。父を見ていて感じたことは、食べること、からだを動かすこと、楽しむこと、出すこと。(便)これらは健康を失うと自力ですることが困難になり、益々健康からかけ離れてしまうということでした。父は健康な時から日常生活の中で「まごわやさしいこ」の食事、買い物や掃除、お風呂には一日二回入り、カラオケでストレス解消しており、お陰様で排泄もスッキリ出来ておりました。自立して日常生活を送れる今、これらに意識を向けて実践して頂けたらと思い、講演させて頂きました。t