講演者;山岸みどり会員

10月11日(木)新郷公民館にて「若返り健康講座」の講演をさせて頂きました。当日は40数名の方にご参加いただきました。

「私たちのからだの中はどうなっているのか知りましょう。」

「その大切なからだを健康に保つ方法とは?」

「方法を知ったら、まずは、実践、そして続けましょう。」

のレジュメに沿って進行致しました。

稲田会員にお手伝い頂き、内蔵の付いているエプロンを着て頂き、食べものが便になるまでの経路を、それぞれの部所やその働きをお話し致しました。これらの臓器の中で最も注目されている腸(小腸と大腸)の壁に1.5㎏もの腸内細菌が生息していることをお話しし、実際に重さがどのくらいなのか?その確認のために1.5㎏の重さを体験して頂きまし健康な腸  腸壁には神経の繊維た。

腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が生息し、善玉菌を多くしておくことが腸内細菌を良くすること。そして、その善玉菌を増やす方法として発酵食品を挙げて、皆様に、どの様な食品があるのか?声を上げて頂きました。発酵食品が何故良いのか?その利点を「ええな美腸」の語呂でお話し致しました。

次に、発酵食品の中から味噌に焦点をあて、味噌の素晴らしさ、味噌に含まれる抗酸化物質や、味噌汁の具材である野菜、海藻、キノコのカリウムや食物繊維が、味噌に含まれるナトリウム(塩分)を排出すること。徳川家康が食べていた、八丁味噌で作る「五菜三根」の味噌汁や麦ごはん、浜納豆が75歳という長寿であった健康の秘訣だったのではないか?とお話し致しました。

このことを踏まえて、今、現代の私たちの置かれている環境や生活の中で、出来ることをされてみることを提案しました。最後に…「便のチェック」をして頂けるよう挙げて、バナナのような便が理想であること。バナナのような便であるのは、善玉菌が多く免疫力を上げ、病気を予防すること。その善玉菌を増やすために、発酵食品、特に味噌汁を、毎日の食卓に上げて頂ければと、話を締めくくりました。t