講演者:中村 勇 会員

小雨降る生憎の天気ではありましたが、それでも足を運び講演を聞きに来ていただいた地域住民の皆さんには心より感謝です。

 テーマは昨年度より一貫して取り上げている「血流」です。ただ、今回から異なったのは、パワーポイントを使用したことです。使用の理由としては、前回までの経緯として、ボードへの手書きによる時間ロス、それを踏まえ模造紙を使って掲示したところ、表示が小さく見にくくなってしまった反省点によるものでした。感じた点としては、確かに講演の進め方としては楽に感じます。しかしパワーポイントだと、途中で話のつけたしや、スライドを進めてしまうと、やりにくさがあり、トークのスピードや告げるべき要点の表現の難しさを、初めてのせいかもしれませんが感じました。課題としては今後はパワーポイントを使い慣れることとなりましょう。

 内容ですが、「なぜ血流不足が起きるのか、それがどのような体のトラブルに成りうるのか」それを理解していただくために前半を費やしました。いわゆる、例え良質な血液を体内で作ることが出来ても、それを体すべての組織に届けられなければ「宝の持ち腐れ」になってしまうからです。そのための「血流改善」として「睡眠・運動・入浴」そして、血流を大きく左右する「自律神経」について話をしました。

要は、血流を良くするには「食う・寝る・遊ぶ」などにつきる。などと言うと会員の皆様には異論もあるかも知れませんが、その辺りは例会のときにでも機会があればお話しします。   N