脱水症から派生する症状、夏と冬の水分補給の仕方の違い、脱水症の発症原因と症状、予防、そして簡単なチェック法を内容としました。

脱水に入る前に高齢者の体の水分量は50パーセント位であることと一日の水の出入り、水分という場合には水とカリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、クロムなどのミネラルの名前を敢えて挙げて説明しました。水分が不足する場合には水が不足する場合、ミネラルが不足する場合にどの様な症状が現れるか、さらには水分といえば血液が当てはまるほど密接で血液がドロドロになることからの梗塞も心配されることを伝えました。

次に、夏には自覚して水分を摂るけれども、冬は補給の必要性をあまり感じず、むしろ水分を摂ると体が冷えるから水分補給を控える傾向にあること、呼吸や汗などにより知らず知らずに水分が不足気味となることから「かくれ脱水」と呼ばれること。脱水症の起こる原因を1.ノロウイルスやインフルエンザの感染 2.乾燥 3.水分摂取を控えるなど主要3つをあげました。

脱水症になってしまうとどの様な症状が発生するかについては口が渇くようになり話しにくくなる状況、これは私が時々水を飲んでいることを引き合いに説明、ふらつくこと、手や足が冷たくなることなど例を挙げて説明しました。

そして予防としては水分補給を習慣づける、食事も供給源であること、コップ一杯を7,8回に分けて少量ずつ飲む、こまめに飲む、乾燥を防ぐために濡れタオルを部屋に干す、観葉植物を置き水を挙げるのも乾燥予防になること、万一に備えて経口補水液を用意して置くことなどを説明しました。

脱水症チェックをして終了にしました。聴講者はしっかり聞いてくださり質問もありました。