*日時:令和2年1月18日(土)12:30~13:15
*場所:古唱会
*講師:土光雅代
*演題:糖尿病が気になる人へ
*聴講者数:一般17名+会員12名=計29名

(写真提供:広報部 中鉢会員)

 

国内でも非常に多くの人が罹患している『糖尿病』をテーマにお話をしました。

「糖尿病とはどんな病気なのか」、「糖尿病が引き起こす合併症にはどのような病気があるのか」、最後に「血糖値を上げないためにはどうすれば良いのか」と三部構成の内容です。

糖尿病の疾患については、簡単に説明。

合併症には最小血管合併症のしめじ(神経障害・網膜症・腎症)と大血管障害のえのき(壊疽・脳梗塞・狭心症)とがあります。実際の心筋梗塞の事例を写真で見せながら、また有名人で糖尿病に罹患したエピソード(織田信長は神経障害、バッハ、藤原道長は網膜症、明治天皇は腎症のエピソード)などを入れながらご紹介をしました。

しかし、糖尿病は生活習慣病と言われるように、毎日の生活が影響してくる病気です。その為、日々の生活に糖尿病の予防の要素を取り入れなくては、本当に予防や悪化を防ぐことはできません。そこで、「お正月に気をつけなければいけないものは?」「血糖値を上げない食べ方は何から食べるのが良いか?」など具体的なクイズにしました。

中でも、年齢が上がってくると血糖値を上げないようにするには、特に動く事が重要になります。そこで、とにかく「立つ」という事を何度も強調し、「食事のあとにすぐに立つこと」を覚えていただくようにしました。

最後には古唱会で歌を歌われている方々に聞いていただきますので、歌を歌う事の血糖値改善への好影響についても併せてお話して終わりにしました。


(デビュー講演を傍聴する会員たち)