*日時:令和2年2月13日(木)
*場所:新郷公民館
*講師:上原道康
*演題:この健康情報を信じて良いですか!
*聴講者数:一般23名 + 会員5名 = 計28名

*日時:令和2年2月19日(水)
*場所:中央ふれあい館
*講師:上原道康
*演題:この健康情報信じて良いですか!
*聴講者数:一般16名 + 会員5名 = 計21名

冒頭で、「TV番組ではゴールデンタイムに3時間という長時間の健康番組があるのはなぜ?」

「新聞では2面にわたり健康や美容関連の広告があるのはなぜ?」「なぜ週刊誌では定期的に健康や医療の記事が出るの?」

「本屋ではなぜ健康・美容関連の書籍が山積みされているの?」という問題を提起して考えていただくことからスタートしました。

その後、レジメを用いて「医学博士のすべてがお医者さんとは限らない」

「アンケートの結果8割の人が良いと言っているからといって、疑問点はないのでしょうか?」など自分勝手な解釈をしがちなことについて説明。

続いて先日発表された「納豆をよく食べる人は循環器系疾患で亡くなる人が少ない」という情報でもって、

ナットウキナーゼなどのサプリメントにすぐ飛びつくのはいかがでしょうか?と健康情報の理解の仕方についても考えていただきました。

そんな中で、資料として配布した都市伝説的に語られている数々の事柄、例えば

「牛乳にはカルシウムが多い」「健康のためには腹八分がよい」「アルカリ性食品は酸性食品より体にとって健康的だ」「日本人は欧米人に比べて腸が長い」「猫は肉より魚が好きである」「茶柱が立つと良いことがある」「水道の蛇口に浄水器をつけることは健康のためにプラスになる」などの項目について、

どう解釈すべきかについて語りました。私の検証では全て「NO」です。

質疑応答の時間には「健康のためには1日に30品目食べるのが良い」⇒(間違いです)

「空ペットボトルに麦茶などを入れて水筒代わりに使ってもよい」⇒(だめです)

「冷酒と冷や酒は同じである」⇒(同じではありません)などの質問が出て説明をしました。

楽しみながら健康について考えていただくという趣旨はご理解いただけたかなぁ、と思います。