*日時:令和2年2月19日(水)
*場所:中央ふれあい館
*講師:蓮池博子
*演題:健康になるための食事の基本
*聴講者数:一般16名 + 会員5名 = 計21名

前回の講演に際しての助言やアドバイス等を踏まえさせて頂き、今回の会場での講演に臨みました。

人生100年時代と言われておりますが、その100年を元気で生きるための第一の条件は、足腰丈夫と言われております。満足に生きるためには読んで字の如く、足が満ちると書きます。その足腰丈夫と言うのは何と言っても正しい食生活が根底にあっての事。私達が何気なく口にしている食物も体を作っていきます。

生命とは何?と問われたら一言で答えれば、たんぱく質が機能している姿となります。そこから五大栄養素の中味と必要性を話させていただきました。

たんぱく質は体の材料ですので動物性も植物性もしっかり召し上がるようにお話ししました。

脂肪も2種類あって常温で固まっている脂と、常温で液体の油の違いを話させていただきました。

炭水化物は力と熱を出す重要なエネルギーの源。脳の唯一の栄養はブドウ糖なので、必要以上に減らすととても危険だと言われております。去年NHKで放映された『ごはんは敵か味方か』と言う番組では、ごはんに対する尊敬の念を持ちましょうと言うのが結論でした。

ビタミンやミネラルに付きましてはエネルギー源にはなりませんが、たんぱく質を機能させるためには絶対になくてはならない栄養素です。野菜・果物・海藻類

食べ物

は不足しないよう、しっかり召し上がって欲しいとお話ししました。

現代はまたストレス社会だとも言われております。心の栄養と言われる嗜好品、甘いもの、アルコール、コーヒー等もたしなむ程度にいただいてストレスをやわらげたいものです。振り込めサギもなかなかなくなりませんね。だまされない脳を作るためにもすべて食物が関わっています。

ポイントはやはりたんぱく質。肉や魚、大豆製品をしっかり食べていきましょう。最後に鉄腕アトムとウサギとカメの替え歌で気を付けてソングをウクレレの音色にあわせて皆様と歌って終わりにしました。