*日時:令和2年2月18日(火)
*場所:戸塚西公民館
*講師:重田健一
*演題:旬の野菜、果物で健康生活!
*聴講者数:一般17名 + 会員4名 = 計21名

◎野菜の冷凍保存法の基本について

野菜の冷凍はもともとある栄養を損なってしまうのでは?

と思う人もいるかもしれませんが、冷凍保存のメリットは採れたて新鮮な野菜を冷凍保存する事で栄養を損なうことは殆どありません。細胞の活動がとまり、野菜自体の栄養が保持できるといわれています。  また、忙しい時調理時間の短縮と調理がし易くなり、食材によっては味、食感を美味しく味わえる ~トマト、タマネギ旨み成分がアップ~ ~きのこ旨み成分、栄養分が出てき易くなる~ などがあります。

野菜冷凍術の基本は

鮮度の良い状態で冷凍することが大切 「余ったから冷凍する」でなく「すぐに使わないから予め冷凍しておく」予め処理時間のある日を決め計画的に!

できるだけ空気と遮断!ラップなどで包み更に保存袋に入れ空気を抜く事が大切

できるだけ早く冷凍、ゆっくり凍らせると食材の成分が細胞を破壊し味が落ちます 加熱して冷凍処理する食材は熱をとってから冷凍しましょう。

カットサイズを揃える。調理時の事を考えカットしておき、同じ大きさに揃えカットすることで均一に冷凍され 解凍時に起こる解凍ムラを防ぐことができます。

尚、冷凍に向かない野菜にはレタス、ルッコラや豆苗、カイワレ大根、スプラウト系野菜があり、水分がでて食味が悪くなります

このように冷凍保存法を取り入れることにより食生活を豊かにし、食品ロス防止にも貢献します。

◎食物繊維をしっかりとる為に  ~滋味に富んだ一品 焼きえのきのポン酢添え提案~

我が国の食物繊維摂取目標量はシニア世代で約20g/一日あたりですが(厚生労働省)

現状では平均約14g/一日あたりと言われています。補填策としてトースターなどで簡単

約5分加熱し、水分が出て、しんなりしたら出来上がり、簡単メニューを提案