*日時:令和2年10月16日

*場所:新郷公民館

 

新型コロナの影響で4月から中止なっていた「若返り健康講座」10月より再開になり再開第1回の講演をするにあたり公民館館長さんより現況の中、新郷地区の皆様の健康を考慮した時「若返り健康講座」を開催することの効果は大きいと判断されて開催に踏みきった旨の挨拶で始まりました。

バランス食+適量が健康に通じることから食材の量はふりかけを例えにしてテーマを決定。

厚生労働省ではエネルギーの1日摂取推奨量は

男性50~69歳2450キロカロリー 70歳以上2200キロカロリー

女性50~69歳1900キロカロリー 70歳以上1750キロカロリーと決めていますのでバランス食よく1日1600キロカロリー摂取出来る方法を説明。

参加者は自分の1日の摂取カロリー量を確認し、1600キロカロリーを基準に加減して自分の摂取量を把握してもらう。

高齢者になると筋力の低下(最近つまずき易くなってきた)、活動性の低下(なんだか何をするにしても面倒になってきた)、認知機能の低下、精神活動の低下など健康障害を起こしやすい虚弱の状態になってきています。この状態をフレイルと言いフレイル予防は栄養、社会参加、身体活動など有りますが食事ではバランス食+タンパク質が重要なポイントです。皆さんがよく聞く「高齢者は肉を食べたほうが良いと」言うタンパク質多めの事なのです。

タンパク質は取り過ぎても腎臓に負担がかかるので1日の推奨量は成人男性60g、女性50gとしています。タンパク質は肉、魚、乳製品に限らず米、大豆製品、野菜、果物にも含まれていますので1日にバランスよく食べればタンパク質も十分に摂取出来ます。1日摂取基準のエネルギー、タンパク質をバランスよく摂取出来る方法を「卵」1個と食材を四つのグループに分け説明します。バランス食を楽しみながら適量食べて、よく動いて、よく笑い、よく喋って元気に過ごしましょう。