*日時:令和2年10月22日

*場所:朝霞市中央公民館

田村会員と共に前半後半に分けて、同じ演題で講演致しました。川口市内の各公民館で2人一組で講演する体制に慣れている私たち会員ですが、同じ演題で10分間休憩を挟み講演する事はお互いに初めての体験で、正直申し上げて多少の戸惑いも有りました。しかし蓋を開けてみると「大成功」だったように感じております。

田村会員とは深く打合せをしたわけでは有りませんが大雑把な打合せで、前半の私が「理論」後半の田村会員が「実践」を目安に前以て振り分けました。

私は「理論」に加えて「お薬」の話をしました。時間不足気味ですが、あえてお薬の話を入れたのは各講演先で必ず質問を受けるのが「お薬」に関する事だったので、睡眠に関し多少なりともお悩みのある方が参加する確率が高いと予想した為です。

講演は人体の話しから始めました。睡眠が「神経系」である事を伝え「睡眠は個性」である事をご理解頂きました。人間が何故眠くなるのか??と問いながら「文明の力」が睡眠障害を引き起こしている可能性をご説明し、生体時計機構の話に繋げました。生体時計は公民館からのリクエストでも有り「セロトニン」「メラトニン」の意味や作り方を講演致しました。

その後日本睡眠学会の不眠症の定義を示し、睡眠悩みや通院の目安などをお伝えし、睡眠障害のお薬講演へと順調に流しました。

最後にレム睡眠とノンレム睡眠の特徴や違いをお伝えしながら、質の良い睡眠を確保するためのお話や、逆に身近な睡眠悩みの「こむら返り」「夢遊病」「寝酒」などを組入れて「まとめ」に入りました。

講演割振り時間は50分でしたが、49分で納める事が出来てホッと一息し、休憩に入りました。最後の皆様からのご質問も活発でした。朝霞市中央公民館館長様のお話によりますと、30名募集の処54名の応募があり抽選だったようです。今後とも睡眠の話に力を注ぎたいと感じた次第です。