日時; 令和2年11月10日 

場所; 戸塚西公民館 

講師; 中村 勇 

 

感染症と一口に言うと大変幅の広いものになってしまいます。そこで今回私が取り上げた感染症は、今一般市民にとって最も関心が高いと思われる新型コロナウイルス、また毎年冬になると我々を悩ますインフルエンザというような体外から侵入する外敵によって起こり得る感染症に限定しました。

まずは、日々テレビ等で発表されている感染者数。その「感染」とはどういう状態を言うのか、プロジェクターが使用できない今回、一枚の模造紙に絵をかいたものを使って説明しました。報道でも発信されている「3密・手洗い・うがい・消毒」そして社会言葉にもなっている「マスクエチケット」例として、一回のくしゃみで約4万個、5分間の会話で約3千個の飛沫が飛ぶという現実を話し、ワクチンが確立されてない今、我々が予防策として何をすべきか、ということ。

その最たるものが、我々の身体が持つ抵抗力を上げること。そのためには、腸内細菌を活発にさせること、運動により血流を良くすること、しっかり食べること、よく眠ること、これらが免疫力(抵抗力)を上げるんだという事、要するに健康を維持するためには「食って・寝て・遊ぶ」の三点である事を強調する話としました。

このコロナ禍、10月までの川口の講演が無くなり、久し振りの講演でしたが気持ちよく話せたと感じています。またこうして講演ができる日々が戻ることを願いますが、現在感染者が増えていることを危惧します。