先月より引き続き中止となりましたが

2月3日西公民館で予定されていた講演内容です。

自然治癒力を高める、普段の暮らしのなかで薬に頼らない自己の治す力を高める、日常生活の当り前の中にヒントがある、これが今日のテーマです。

私の今の仕事は、介護サービス付き住宅(国土交通省所管)のヘルパーステーションの介護ヘルパーです。介護の話ではありません。医師の診断によればそこで暮らす人全員が認知症です。男女50代~90代が多数。そこで暮らす人生の先輩は、自分らしい生活ができる自立支援サービスを受ける方は僅かで様々な認知症の方々のるつぼです。

認知症は反面教師としていろいろ教えてくれます。私の一つの目安として投げかけることは“あなたは健康ですか?”と尋ねることで判断していきます。そんな現実の出来事も参考に話しながら、自然治癒力とはを追いかけたいとおもいます。

“25歳はお肌の曲がり角”“知っている聞いたことがある。” 80代女性 こういう方には言いませんが、洗顔の必要性、ノーメイクの必要性、このようなこともお聞きしたい。

私がかかわる人生の先輩は顔は洗っていません、歯は磨きません、食後スタッフに強要されれば磨きます。入れ歯,義歯の場合は食後服用の際飲みずらいので習慣で入れ歯をはずし、食後も食前同様に入れ歯があること、必要があることも認知程度により様々。一連のなかで“ポリデントがない”と言う80代女性その方も認知です。

介護保険があり、老後の福祉、安心を地域で支える制度があるのですが、健康である私たちが認知症以上に自分で作る病気、死に至る病気、がん、糖尿病を意識し、自己再生機能、自己防衛機能、を高めるとともに、自然におこる創傷治癒を意識して食事 運動 呼吸 心の安定を常に追いかけてください。日頃の条件として適度な活動性、休養のバランス、体を冷やさない、ストレスを減らす、腸内環境を整える。

自然治癒力をたかめること、これは言うのは簡単ですが奥が広いしかも深い。