引き続き中止となりましたが

2月17日中央ふれあい館で予定されていた講演内容です。

 

まずはなぜ私が“お尻”をテーマに選んだかをお話しさせていただきます。ご承知のようにお尻には大殿筋という歩く、立つ、踏ん張るといった活動に欠かせない大きな筋肉群を有しています。よく野球の選手やお相撲さんでもお尻が大きいと大成するなんて言いますよね。これはお尻の筋肉の付き具合を遠回しに言っているのです。私も色々なスポーツやトレーニングを続けてきた中で最近特に感じてきたことは“どのような動きもカラダの中心部から起動しているのでは?”という感覚でした。

歩きを一例にいたしましょう。ウォーキングの前の準備体操では足首、膝、ふくらはぎといったカラダ全体からみると末端のほうに意識がいきますよね。しかし筋肉量からみると大殿筋、太もものほうが大きいわけです。きっとメカニズム的にいったら筋肉の大きい方が働いているわけで、だったらここを鍛えるべきではないかと。またお尻周辺には股関節、内蔵器、リンパ腺、腸腰筋といった大切な働きをする器官が集中しており、そこいらへんも一緒に刺激を与えられるのではと考えた次第です。まさしく大殿筋は文字どうり筋肉の殿さまとしての由来があるのかもしれません。

本来ならばこのようなお話しとスクワット、腿上げ、お尻ストレッチなどを交えての講演予定でした。