(4月15日 芝公民館)

 

4月15日に「芝公民館」にて講演をやることになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。講演テーマは皮肉にも「感染症」でした。いま注視されている問題だけに聴講者の皆さんに伝えたい事は沢山あったのですが残念です。

講演中止による「彩の国」のレポートも何回目になるのか?したがって、講演で話す予定の内容に関しては既に何回も述べてきましたので、今回は講演内容から少し離れて私なりの考察を述べてみたいと思います。

東京では、2回目の緊急事態宣言により、非常に感染拡大が深刻に成りつつあります。私の感じている点としては、昨年の緊急事態宣言の時と比べると、首都圏から遠く離れた地方の感染者が増えている様に感じます。これは、もしかすると昨年より重大かもしれません。

この新型コロナウイルスに関してはまだまだ未知の領域があるわけですが、なぜ変異ウイルスが世界中で増えているのでしょうか?原因は仮設の領域を超えていませんが、一つの原因として、「免疫不全」が挙げられているようです。免疫不全というと、エイズが思い浮かびますが、例えば関節リウマチなどもその一つであるようで、要するに、からだの免疫が何ららの理由で自己免疫疾患になる場合がある。

変異株は、こうした免疫不全症の人の体内に長く存在することによって、その中でウイルスの遺伝子に変異が生じる、ということらしいです。また、この免疫不全の原因として、コロナの治療薬が確立されていない中、様々な薬剤を投与した経緯としてレムデシベル(抗ウイルス薬)も仮説として挙げられているようです。

この変異株によるコロナの拡散は更に危険と感じます、頼りはワクチンとなるでしょう。