6月16日 中央ふれあい館

生活習慣病といわれるものの患者数(平成29年データ)糖尿病 1,000万人、予備軍1,000万人、高血圧症9,937,000人、歯の病気(虫歯、歯周病)3,983,000人、がん1,012,000人、高血圧症は糖尿病に次いで二番目に多い病気であること。

年代別高血圧患者数、高血圧と判断される数値、早朝血圧及び夜間血圧の高い人は要注意、血圧をコントロールする筋肉、高血圧が影響する病気、高血圧による脳卒中・心筋梗塞の死亡確率、塩分過剰摂取による腎臓病と高血圧の悪循環、ピロリ菌と塩分の関係、高血圧の原因は、はっきりしていない、代表的な高血圧の原因と考えられるもの、交感神経と血圧の相関関係、マグネシウムが不足すると血圧は上がる、塩分が不足すると、摂り過ぎると、どうなるか、塩分摂り過ぎによる血圧が上昇するしくみ、高血圧の予防改善策、塩分摂取基準(厚労省、日本高血圧学会、WHO)、減塩運動の取り組み例(日本と外国)について解説しました。

高血圧の原因と考えられるものとして「塩分の摂り過ぎ」「睡眠不足」「ストレスが続く」「マグネシウム不足」などが関係することを解説し、予防改善策として「塩分を控えめに」「睡眠を十分とる」「マグネシウム、カリウム、カルシウムを含む食品を摂る」「ストレスの解消」などを揚げ、高血圧の食事療法で注

目されているアメリカで研究されたDASH食を紹介しました。

DASHとは Dietary Approaches to Stop Hypertension(高血圧を防ぐ食事方法)の略語で、高血圧の高い改善効果が期待できる食です。DASH食は塩分と炭水化物を控えて、カリウム・カルシウム・マグネシウムと食物繊維、タンパク質を増やすという内容です。

この3つのミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム)は塩分(ナトリウム)を排泄する効果があります。

食品で注意する食べ物の例としてカップラーメンやインスタントラーメンの塩分含有量を紹介しました。

最期に血管を柔らかくするストレッチ法を実技を交え、紹介しました。