6月18日 新郷公民館

会場の大半の方が「甘いものがお好き」と応えてくださいました。そして、砂糖の摂りすぎは、糖尿病のリスクが大であると認識されているようでした。

砂糖には麻薬のような常習性があって、ついつい食べてしまう。何よりも、美味しいし幸せな気持ちになれるからです。お菓子を美味しくいただきながら、より健康で若さを保つ食べ方を考えましょう。

摂りすぎた糖は、体内でタンパク質と結びつき特にコラーゲンを劣化させてしまいます。この現象を“糖化”といい、糖化したタンパク質をAGEといいます。AGEは皮膚の老化、動脈硬化、骨粗鬆症、白内障、アルツハイマー等々全身の老化現象に深く関与しています。

糖化を遅らせることが、老化を遅らせることに、すなわち若さを保つことになるのです。そのためには、血糖値を急上昇させない食べ方をすることがポイントになります。

緑茶に含まれるカテキンや食物繊維は糖化を遅らせる働きがあり、黒豆や小豆に含まれるビタミンB群、カルシウム、マグネシウムは糖の代謝には欠かせません。苺、りんご、キウイなど低GI値の果物を先に食べるのも有効です。

ビタミン・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールが豊富な黒豆・小豆・大豆から作られる和菓子を、緑茶と生の果物と共に召し上がってください。

料理にも、白砂糖を黒糖やきび糖に替え、玄米雑穀等を取り入れてみてください。