講演者:埼玉県健康管理士会 会員 佐藤 衣代

5月11日、西老人会で「体の潤滑油・ビタミン」という題で講演させていただきました。

与えられた時間は45分、約半分になりました。もう数年前になりますが、私の考え違いで時間のミスをしたことがありました。前の演目が延びたので、自分もそのまま延長して話していたところ、終了を告げるメモが入りました。あの失敗を思い出し、今回はリベンジだ、と覚悟しました。

構成は1.ビタミンとはどんな栄養素 2.ビタミン欠乏症に悩まされた歴史 3.ビタミンの多様な役割 4.食事がいかに大切かにしました。そして、新しい企画として、まとめと時間のアジャストのためにクイズを取り入れることにしました。

ビタミンを取り上げたのは以前の講演の折、「ビタミン論争」を知り、その後、さらに「ビタミンの5大欠乏症」があったことを知ったときから是非、ビタミン誕生の歴史を取り上げてみたいと思っていたからです。
日本では脚気に悩まされ、イギリスでは壊血病、くる病などなどに苦しめられ、時代背景と病気の成り立ちの故に多くの人々が亡くなる中、やっと、ビタミンという栄養素の存在を突き止めピリオドを打つことができた歴史など全く知りませんでした。大変な時代に生まれなくて良かったと思いました。
パワーポイントで作り出しましたが、自分の思い入れが大きかったりでどうも先に進めず佐藤玲子指導士にアドバイスをもらい、やっと、作り直すことができました。40枚余りにまとめ、できるだけ具体化しました。聞いていただいている方々の様子を頼りに端折りながら話しました。どうにか時間内に、クイズまで終えることが出来ました。

雨の中をお手伝い頂きました指導士の方々、事務所の方、有り難うございました。