【フレイル予防〜社会参加〜

(8月20日 新郷公民館;

緊急事態宣言により中止)

 佐々木育代 会員

 

コロナ禍で外出を控えると言われている状況ですが、外出を控えることで家に引きこもり、その結果筋肉や認知機能の低下につながり高齢者のフレイルが増加していますのでウイズコロナ・ポストコロナを考えての対策です。

予防法は「人とのつながり」が重要で、社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入り口ですので社会参加をサブテーマにしました。

社会参加には ①就労 ②ボランティア ③趣味 ④生涯学習などでありますが川口市の身近な情報をお伝えします。

就労ではシルバー人材センターがあり、川口市は東京に隣接しているのでマンションが多く共有部分の掃除、草むしり、植木の剪定などの紹介があります。

ボランティア活動ではクリーン&ウォーク(市内ごみ拾い)や施設などに趣味を生かした活動(合唱・手品・手芸etc)も喜ばれます。仕事、ボランティアも無理という方は趣味なら何かあると思いますので、まず家から一歩出ることが大切です。

社会参加のメリットとして認知症リスク軽減・孤立防止、参加者の方は新しいお友達が出来た、充実感を覚える、健康維持、地域に安心して生活する為のつながりが出来たなど効果を実感しています。

フレイル予防はまず自分自身の健康状態を把握する血圧、体温、体重のチェックは毎日行う、厚生労働省フレイルチェックリストで25項目をチェックし日常生活を見直し改善できることは心掛けフレイルドミノにならないように先ずは社会参加から始めましょうとお願いし、最後に皆さんと元気に手話ソング「上を向いて歩こう」を歌い終わる予定でした。