2月18日 新郷公民館

 佐藤玲子 会員

どのような時でも明るく夢、希望、願望などを持つ事が行動変容に結びつくと共に毎日の食事が良い結果をもたらすことの効果を体験談と共に伝える。

義理の母は「自分の口から食べる、自分の足で歩く」夢を持ち続けていました。89歳で旅立つ1ヶ月位前に入院。退院が近くなった時に医師から車椅子と言われたのですが母は歩いて帰りたいという夢を医師に告げリハビリの行動変容を起こし歩いて退院。いつもの生活を過ごし最初の受診日に再入院しその日の夜旅立ちました。

夫はテニス三昧の生活でしたが特定健康診断で心臓の弁に異常が見つかり4月に弁の置換手術、10月にはテニスが出来るようになり翌年の5月に市のテニス大会に申し込んだ翌日に大動脈解離が起き手術の結果1ヶ月ICU。半年後に自力で歩くことが出来退院。その後テニスが出来る日を夢に過ごしていましたが硬膜下出血、療養型病院と入退院の繰り返し。退院の都度医師が驚く回復力で退院時はいつも自力で歩ける状態なので自宅では自立した生活、結果的にはテニスは出来ませんでしたがリリアで大好きなコンサートを聴いた翌日脳出血を起こしその日に旅立ちました。

二人に共通したことは夢を持ったこと。母は医師から日頃の食事か89歳にしては筋肉量が多いと、夫もテニスをするという夢を持ち食事には気を付け、入院中もこのまま天井を見るだけの生活では終わらないと病院食は薬と思って完食、リハビリなどの行動変容が退院に結びつき二人共自分の口から食べる、自分の足で歩く夢をかなえた人生だったと思っています。

バランス食は食品を4グルーに分け「Lの卵70g1個=80キロカロリー」を基準に各食材80キロカロリーの量を提示。1日に基本になる1600キロカロリーのバランス食の摂取方法を説明。これを基準に自分に見合った食材を適量揃えていく。日々夢を持ち食事はバランス食で元気に過ごしましょう。