5月18日 中央ふれあい館

                 田村欣也 会員

お風呂は湯船につかって下さい。緊張をほぐし、血液のめぐりが良くなります。また下半身に溜まった体液が水圧で心臓に戻り、更に腎臓でろ過されて老廃物を尿として体外に出してくれます。入浴時間は、寝つきを良くするためには就寝の1~2時間前を目安にしてください。ぬるめの湯が良いです。いったん胃・腸や脳などの深部体温が上がりますが、その後、入浴前より下がります。それから床にはいると寝つきが良くなります。

百寿者は良く水を飲みます。朝起きたらまず一杯の水を飲んで下さい。血液を元の濃さに戻したり、胃をほどよく刺激して朝食をおいしくしますし、便秘対策にもなります。水は「早めに、こまめに、一回一口」です。喉の渇きは感じるのが遅いからです。

水は気持ちを穏やかにしますから、お出かけの時は水を飲ん下さい。水は、味噌汁、牛乳などの”食事”と合わせて一日2・6ℓ必要です。また出て行く水分では「不感蒸泄」があります。汗とは違います。気が付かないうちに皮膚や呼気から一日1ℓ出て行きます。寝ていてもコップ1~2杯分出て行きますから、朝は一番血液が濃くなっています。寝る1~2時間前に水を飲むようにしましょう。汗は体温を下げるためにかきます。良い汗は、塩分が少なく、蒸発しやすいので、体温が早めに下がります。そのためには今からややきつめの運動で汗をかきやすい身体にしましょう。