6月24日 前川公民館

  田村欣也 会員

疲労を回復させられるのは睡眠だけです。6時間は寝た方が良いです。睡眠不足にならないためには、寝つきの良さが大切です。そして1時間半は起きないようにしましょう。この間に睡眠を進めるホルモンが沢山出てきます。そのためには深部体温を下げてから床にはいると良いです。

深部体温とは内臓や脳の温度です。深部体温を下げるためには、運動や、入浴が効果的です。初めは上がりますが、時間の経過で下がり始め、運動や入浴の前よりも更に下がります。その頃床に就くと寝つきやすいのです。

運動は夕方手を振って大股で歩くことをお勧めします。お風呂は就寝の1時間半ほど前に湯船につかって下さい。あまり熱くない温度で10~15分くらいが良いでしょう。

お風呂に入りますと水圧で、足などの下半身に溜まった水分が腎臓に行き、ろ過されて尿として膀胱に溜まります。排尿を済ませてから床に入って下さい。その方がトイレに起きる回数が減るようになり、寝ついてから1時間半は起きないですみます。

寝つきが良いためには寝返りの打ちやすい寝具も大切です。夏は汗を吸収しやすい寝巻が良いですね。蒸し暑くて寝返りを打ちすぎてはいけないからです。枕が高すぎると顎を引きすぎて肩の凝りや首の皺の元になります。

朝は同じ時刻に起きましょう。1日の始まりですから。その方が体調の変化にも気が付きやすいのです。