8月17日 中央ふれあい館

     佐藤玲子 会員

コロナ禍が続く中、身近に「帯状疱疹」にかかったという声を聴くことが増えてきました。免疫力が低下すると細菌、ウイルスなどの感染症にかかりやすくなります。帯状疱疹に罹患する人が増えたという事は、コロナ禍で免疫力低下の人が多くなっているとことになります。かからないためには、生活習慣を見直して免疫力を高めることが大切です。

それには・食事・運動・睡眠の3セットがポイントです。

免疫が働く時はエネルギーを沢山使用します。

食べ物

免疫細胞、免疫物質を構成している主要成分はタンパク質で、免疫細胞の7割は腸内に存在していると言われているので、免疫機能、腸内環境を整える乳酸菌を含むヨーグルトなども必要となります。ですから、免疫力を高める食事は一つの食材だけではなくバランスよく、エネルギーを十分に、3食きちんと摂取する事が大切です。

運動は適度な運動を習慣づけることが効果的です。

激しい運動は免疫細胞にストレスを与えるので、有酸素的な軽いジョギング、散歩、ストレッチ、筋トレなど、血圧学会の講演会で医師から聞いた「とにかく体を動かす事、続ける事」が結果に繋がるので空いた時間にチョット出来るすき間運動を勧めました。

睡眠も朝起きると太陽を浴び、体内時計を働かせホルモンのセロトニンをしっかり分泌させ14~16時間後に出てくる睡眠ホルモンメラトニンが沢山出るように、セロトニンの材料になる肉、魚、たまご、乳製品、大豆製品などに多く含まれるタンパク質トリプトファンをしっかり摂取すること。

テレビ、パソコン、スマホなどに使用されているブルーライトは覚醒作用があるので出来れば寝る1時間前にはスイッチを切る。

ストレスをためない、好きな寝具で、眠りに良い環境もつくるなど。免疫力アップは食事、運動、睡眠にかかっています。