9 月 13 日 戸塚西公民館

篠原由紀子会員

近年、外出自粛やテレワーク等のコロナ対策で、一人の時間が大幅に増えました。煩わしい人間関係からくるストレスが減って楽になった反面、親しい友人と会っておしゃべりする機会も減り、悩みを相談したり、楽しい気分を分かち合うこともできず逆にストレスが溜まってしまうこともあります。ずっと誰とも話をしないでいると、心の活力が弱まって無気力になったり、不安な気持ちや不平不満がたまりやすく、うつ状態になりやすいのです。

健康長寿のためには人とのつながりが大切。居心地の良い自分の居場所、心の拠り所をいくつか作っておきましょう。それは、自分が一番ほっとできて誰かがちょっぴり気にかけてくれるところ。気が向いた時に誰かと気軽におしゃべりできるところ。大事に育てているペットや家庭菜園も含まれます。

民話の語りも、語り手が語って聞き手が相槌を打つ、緩やかな絆が生まれます。人と人との関係が希薄になってきた時代だからこそ、人から人へと口伝えで、生のコミュニケーションによって伝えられてきた民話を聞いて 昔の人が何を大切に生きていたのかに想いを馳せながら、ほっこりとした気分を味わいましょう。

民話語り4話

・さるのちゅうさい・くったくった・疫病神の苦手なもの・枝豆はにおいかぐもの。

最後に、わらべ唄による若返りリトミック2曲

・あんたがたどこさ・ごんべさんのあかちゃんで動きを取り入れました。