9月16日 新郷公民館

中村 勇 会員

先ず、前半は自律神経について話しています。「皆さんは、日常生活の中で交感神経という言葉はあまり口にしないと思いますが、ストレスという言葉はよく使うのではないでしょうか!」という切り出しで、自律神経の交感神経と副交感神経の話をして、肝心なのは、この両者のバランスである事を話しています。

そして、その自律神経を整えて健康な生活を送るにはどのような日々を送るのが望ましいのか?ということで、朝の目覚めの時から、就寝に至るまでを順を追って話しました。

ここで、幸せホルモン・愛情ホルモン・若返りホルモンが、いかに大切な働きを担っているのかを話していますが、ホルモンという言葉が出てきたことで、ホルモンについて少し触れました。

ホルモンとは私たちの身体の中に存在するいわば化学物質であり、その量は極僅かなものですが、重要な役目を持ちます。

例えば出血や何らかの理由で低酸素状態が生じたときに、私たちの体は血流量を正常に保つため、循環調節という機能を持っていて、これに一役買っているのが今日のテーマでもある自律神経とホルモンであり、これらが、心臓・血管・腎臓に作用して私たちの身体をコントロールしています。(局所調節に関しては今回のテーマではないので触れていません)私たちの身体は素晴らしい機能を持っているのだ、ということを理解してもらいました。

 

そして、話を戻しセロトニン・オキシトシン・成長ホルモンの話をして、これらを踏まえた日常生活の中にちゃんと食って・寝て・遊ぶが含まれているのだ、いうこと。

そして敢えて食って・寝て・運動ではなく、遊ぶ、なのか?を例を挙げて話しました。要するに、やっていて楽しいことは、時として運動を超えることもあり得る、したがって、機械的に体を動かすことだけでなく、楽しいこと、例えばテニス・グランドゴルフ・ハイキングなどは一挙両得と言えるでしょう。自律神経を整え心も体も鍛え活発な生活が真の健康となりましょう。