【楽しく認知症予防】

高木 薫 会員
人生100年時代、「高齢になっても健康で自立した生活を維持したい」と考える方は少なくないと思います。しかし、一般的に歳を重ねると共に身体機能の低下と「認知症」になる確率は高まっているのも事実です。
「認知症」とは「何らかの病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障を来した状態」をいいます。(厚生労働省政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」より)
しかしながらバランスの良い食生活や適切な睡眠、人との交流、適度な運動は身体と脳の機能を改善し認知症予防に役立つことがわかってきています。庭の手入れ、料理、仲間と一緒に囲碁や麻雀などは効果があるといわれています。
軽度認知障害(MCI)というまだ認知症を発症していない時期に生活習慣を見直し、運動や脳活をすることで認知症に移行するのを遅らせる又は健康な状態に戻せる可能性は十分あるそうです。
国立長寿医療研究センターが開発した「コグニサイズ」は、手脚を動かすと毛細血管の血流が良くなる、同時に認知課題を行うことでさらに脳の血流も良くなり、脳神経細胞の変性による認知症の予防に役立つ、と考えられています。例として、花の名前を思い浮かぶだけ言いながらウォーキング等。野外を歩かなくても、空調の整った屋内で座ったまま足踏みをし、100から3ずつ引き算して答えを言っていく等、一人でもできる事はたくさんあります。少し難しいな?と感じる位の課題に挑戦する方が脳に刺激が入り効果があるそうです。
講座では、足踏みをしながら、手はグーパー体操、同時に早口言葉を3パターン言ってもらいました。うまくできなくても苦笑し口角を上げると幸せホルモンも出るので効果はあります。日課として続けることが大事です。
一回10分位を日に3回、楽しみながら手足を動かし、脳に刺激を入れましょう。
2026年6月16日 公民館