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【転倒は要介護の一歩手前】

  立山 よ志子 会員

転倒がその後の生活に与える影響と、その予防について講話を行いました。

令和4年度厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、要介護となる主な原因は、「認知症」「脳血管疾患」に次いで「骨折・転倒」が第3位となっています。転倒は単なる「けが」で終わるとは限りません。骨折や痛みをきっかけに活動量が減少し、「また転んだらどうしよう」という不安や恐怖心から、外出や運動を控えるようになることがあります。その結果、筋力や体力が低下し、さらに転倒しやすくなるという負の連鎖に陥り、要介護状態に移行してしまう可能性があります。

転倒の要因は、①加齢に伴う身体・精神機能の変化、②環境要因、③病気や服用している薬の影響など、大きく3つに分けられます。

特に加齢による身体機能の低下については、「年齢だから仕方がない」と諦めるのではなく、適切な運動や身体活動、バランスのよい食事、生活習慣の見直しによって、筋力・体力、バランス能力などを維持し、機能低下を遅らせることが大切です。また、屋内の環境を整えることや屋外の転倒要因を知ること、自分の病気や服薬の知識を確認することも転倒予防につながります。

「転倒リスク評価」を行い、自分にはどのような危険因子があるのかを確認しました。自分自身の転倒リスクを知り、できることから予防に取り組むことが重要です。「年齢だから仕方がない」と諦めるのではなく、運動、栄養、環境整備など、今からできる対策を実践することが、転倒を予防し、健康寿命を延ばす一歩になることをお伝えしました。

2026.7.15 公民館

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