埼玉県健康管理士会 会員 稲田 美恵子

戸塚西公民館にて「脳、イキイキ体操」と言う題目で 講演をさせていただきました。 鯨井会長の楽しい紹介で 皆さんからの笑いの中、笑顔で講演に入っていくことが出来ました。
健康で長生きをする方法を知ることが大切です。

  1. 高齢期に多い主な自覚症状
  2. 老化度のチェック等をしっかりと理解することです。

老化度の所では、例え話を 交えながら、「そおそお、そうだよね」(笑い)「良くある話ねぇ~」等の声も聞かれながら進めました。
「4ケタの数字の、逆から言ってみましょう」
また「歯抜けに文字を入れる 言葉」例「ひ○き」「な○だ」 等。答えは「ひじき」「なふだ」 この様に答えが解ると「あっ そうかぁ~」と言われます。。
2つのタイプの物忘れ  「アルツハイマー病」「脳血管性認知症」があり、アルツハイマー型は、記憶をつかさどる脳である「海馬」がダメージを受け、思考力、記憶力、判断能力が失われます。特徴は、古い記憶は良く保たれますが、最近の出来事を覚えることが出来ません。
脳血管性認知症は、脳梗塞によるものが大部分(70~80%)を占めます。
脳血管性認知症は予防が大切です。脳梗塞の前ぶれについて皆さんで声を出して読んでもらいました。
こんな前ぶれが現れたら直ちに検査が必要です。

  • 体のどちらかが動かない
  • 半分しか見えない
  • 言葉が出ない
  • ろれつが回らない
  • 体のどちらかがしびれる
  • 感覚がない
  • けいれんする
  • 吐き気がする
  • 目まいがする などです。

このあとは、ラジカセの音楽に乗って認知症予防の訓練。フリフリグッパー・・腰を振り手はグーとパー。またおもちゃのチャチャチャの音楽では、フィットネスダンスのように音楽に乗りましょう!と話しました。
この動作は1日に何回やってもOKです。ただし一回につき三分間は続けることが大切。慣れてきたら10分を目標にすること。
ここで少し息が上がてきているので、クロスパズルを しました。
数字パズル

 

 

 

 

 

 

縦・横・斜めの数字を足して15になる9マスのパズルをし、呼吸が落ち着いたところで、「ボケます、ボケない小唄」をしました。これは若さへのスイッチを試み、刺激するもので、肩甲骨を動かす 運動を取り入れて、歌いながら手を動かしました
「貯筋運動」という項目では、下半身に70%の筋肉が有り、衰えると転倒や寝たきりの原因になります。その予防には、かかと上げ、つま先上げ、もも上げ、足のばし、いすの立ち座り等が効果的なことを話しました。
また脳疾患予防についてOR-1(口腔補水液)の使い方も聞いてもらいました。
最後は、「線路は続くよ」の替え歌で、「みんなで伸ばそう 健康寿命、使えばなくなる お金の貯金、使って貯めよう 筋肉。貯金は老後に備えて 貯金と貯筋♪♪
その後、健康唱歌を合唱して楽しい講演を終わらせて戴きました。