講演者:佐々木育代 会員

12月16日(水)中央ふれあい館にて「貯筋を増やして寝たきり予防」というテーマで講演させていただきました。寝たきり予防ですが、今迄風邪もひかないで元気だけが取り柄のような私にはつい最近までは他人事でした。ですが昨年3月に突然腰椎を骨折し、一時はそのまま寝たきりになってしまうのではと不安に思った経験と、日本の平均寿命は世界一ですがこれは健康寿命ではない、そこで寝たきりになりたくないと真剣に考えるようになりその思いを正直に伝えました。

寝たきり、要介護の原因は生活習慣病が多く、その原因である生活習慣は医師にも薬でも治せないが私達一人一人が心掛ければ出来る、生活習慣を改善して寝たきり予防をしましょう。運動をして筋肉を鍛え増やすということ、筋肉は頭のてっぺんからつま先まで体全体にありますが、寝たきり予防には特に下半身を中心に鍛える事が大切です。中高年からの膝、腰痛を抱えている人はとても多いですが、その大きな原因も筋肉の衰えです。

Senior suffer from rheumatism

Senior suffer from rheumatism

今回は、下半身には70%の筋肉が集中しているので寝たきり予防を第一優先に考えるならば下半身を鍛えることで、筋肉の役割を説明し筋肉の大切さをしっていただき、私達がこれから健康長寿を目指すには体幹筋を中心に鍛えたらよいと伝えました。

そして最近、私の主人が薬が飲み込めなくなり、飲み込むゼリーがあることを知りました。私は口の寝たきり予防も大切と体験談を話し、地元の上尾で体操のお手伝いをさせていただいていますが、そこで行っているお口の体操「パタカラ体操」を皆さんで歌い嚥下の大切さを知っていただきました。
健康長寿を目指し、幸せな老後生活を送るには「貯金+貯筋」が大切と皆さんで「貯筋のテーマ」を歌い終わりました。
今回は一時間半という時間を考えて一方的に話すのではなく、後半は参加型にしてみました。貯筋体操で反省点がありましたが次回へ繋げていきたいと思います。