講演者:佐藤玲子 会員

5月4日(水)西公民館で講演しました。5月の大型連休の最中と、当日は凄い風でしたのでどのくらいの方達が参加者して下さるかと心配していましたが63人の方達が参加してくださいました。感謝しております。

今回は参加者の皆さんのお顔を見る機会を多くするためにトークのみで講演しました。4月に上原講師が健康増進のための標語色々のテーマで講演されました。その中の年配者の実践したい「アイウエオ」と年配者の「753」とは・・・を皆さんも覚えているかなと一緒に考えたいと思い皆さん覚えていますかの問いかけで導入。 

「アイウエオ」の一つ一つの言葉の意味を再確認し、次の数字の「753」の7は腹七分のこと。今日はそれより多い腹八分の話をします、良かったですねで大笑い。皆さん少しでも多く食べられる事に満足感があるのでしょう。

しかし、健康寿命を延すためには生活習慣病が大きく関わってくる事から生活習慣病と言われている高血圧症、脂質異常症、糖尿病についてそれぞれ説明。高血圧、高脂質、高血糖が体に及ぼす影響としていずれも共通して血管に影響を及ぼして動脈硬化が進み最終的には脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、心不全などと命に関わる事になってくる。この疾患の1つでも罹患したら大変なのにこれが2つ、3つと重なってくるとその危険性は35倍にもなること。生活習慣病の原因は毎日生活している中で発症するので逆に生活習慣を少し見直せば改善されることを話しました。

これらを予防するのが年配者の「753」。7は腹八分。5は糖分を摂り過ぎない、低脂質、低カロリー、低LDL、低塩分。3は高食物繊維、高栄養素、高ミネラルです。「753」を実施するにはバランス食が大切になってきます。資料として「栄養のバランスを考えて食べよう」を配布していましたので、いつもの卵(これだけは実物提示)を使用し説明。

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また、ゴマ、ヨーグルト、チョコレート、ナッツ類、オリーブオイル、ココナツオイルなど、○○先生が食べているなど体に良い食品として話題になった食品は数えきれないほどあります。何か体に良いと言われれば沢山食べた方がより効果が出るのではと考えて食べ過ぎていると腹八分は超えてしまう事も話しました。食べ過ぎは禁物ですね。

健康維持は食べ物と運動が大切。運動も1時間歩こうと思っても体と相談すると難しいと思えば、今自分の生活の中で動ける事を見つけて体を少しでも多く動かすことを心がけ、継続することが大事ですと締めくくりました。