2月15日 中央ふれあい館

山下邦代 会員

なぜ筋活、腸活、骨活が必要かということを、模型(手作り)を使って説明しました。

骨活について、骨は体をささえ、内臓や脳を保護するという役割があります。さらに、骨髄の中の造血細胞から血液が作られます。加えて、骨はカルシウム貯蔵庫の役割をしています。骨の新陳代謝は約三年のサイクルです。骨を壊す細胞と骨をつくる細胞が働き骨は生まれかわります。しかし、加齢やホルモンの影響で骨の生まれる速度が遅くなると、骨密度が低下します。ウォーキングや、かかと落とし等骨に衝撃を加える運動は、骨の新陳代謝を促します。諏訪中央病院の鎌田先生考案の手たたきは、上半身の骨に刺激を与えるようです。実際に10回の手たたきをしてもらいました。

筋活について、骨格筋は姿勢を保ち、身体を動かしている筋肉です。骨格筋には有酸素運動と、速筋を鍛える筋トレが必要です。これから運動するかたは、負荷の小さい軽い運動からはじめることが大切です。簡単ストレッチ、負荷の軽い筋トレの紹介をしました。

腸活について、食物繊維の摂取など皆さんご存知だと思います。さらに、排泄の補助をする腹横筋を動かすことができる運動をご紹介しました。

では、いつ?・どこを?・どう?運動すればいいのでしょうか? まずは、どこ?ですが体を

①脚部  ②腕・手部   ③体幹にわけて説明しました。

いつ?は1日の生活のなかで○○しながらできる運動を紹介しました。

例えば、洗い物しながらスポンジ握り・掃除機掛けながらアキレス健伸ばし等。大事なことは、運動を続けることです。

これならできるという適度な運動を、1日の中で無理なく続けてください。