9月4日
川口市立西公民館
山下邦代 会員
はじめに、アイスブレイクとして「スイッチオンケア」を皆さんとやりました。
まず、両手をこすってください。そのまま前腕、上腕を優しく片手でこすります。鎖骨の下を片手をグーにして手のひら側で円を描くようにこすります。つぎに、グーでおしり全体を軽く叩きます。足にいきます。足首を両手のひらで包み込むようにさすって膝までいきます。膝から足のつけねまでさすりあげます。最後膝です。両手を重ねて膝の上を優しくさすります。脳から神経が筋肉に繋がりやすいです。朝、起きた時おすすめします。
高齢になって転倒すると、介護が必要になるリスクがたかまります。転ばないために 1転倒原因 2前もってできる転倒予防の方法 3転んだときの対応をお話し後半予防体操をしました。
では、なぜ高齢になると転倒するのでしょうか? 要因として ①加齢による身体機能の低下・注意力の低下 ②病気や薬の影響 ③生活環境 ④運動不足があげられます。
①の加齢による要因として、つまずく・すべった・足の踏みはずしがおおいです。
⓶の病気や薬の影響は薬の副作用でのふらつきや立ち眩みが起こり、転倒原因になることもあります。
③の生活環境は、自宅での注意する場所
1位居間、2位玄関、3位階段・廊下、4位寝室、5位浴室と続きます。
部屋の整理整頓に加え、玄関マット・浴槽出入り口のマットに滑り止めをひく。
階段でのスリッパが転びやすいので1階と2階でスリッパをわける。
夜のトイレは暗くて見えにくいので豆電球や蓄光テープをつけること等。現物をみせて説明しました。
また、私の両親の話をおりまぜて話しました。履物の話です。サンダルで道路の段差で転んで顔を打ったこと。かかとを覆うタイプの靴をおすすめします。
まとめとして転倒予防の心得、1歩くときはかかとから着地する。2急に動くとめまいのもと。3外出する時はゆとりをもつ。4脱げにくい靴が身を守る。5住環境を整備する。この5点をお伝えし体操して終わりました。