4月17日
川口市立新郷公民館
山下 義尚 会員
最近地震のニュースをよく見ます。昨年は、線状降水帯発生のニュースも目にしました。今まで以上に大規模災害が身近になってきたように感じます。災害発生時、自分の命は自分で守ることが必要不可欠となってきました。
地震などの大規模災害が発災すると、多くのところで停電が起こる可能性があります。現在、多くの情報をテレビやインターネットに頼っています。停電が起こると、これらが使えなくなります。小型の電池式ラジオを携帯することにより、災害時の情報を正しく得ることができるようになります。高いものではないので、持ち歩くことをお勧めします。
非常持ち出し袋に入れていて便利なものがあります。エマージェンシーブランケット、アルミでできた薄いシートです。人は自分の体温を3時間維持できなければ、命の危険にさらされます。このシートは保温効果が高く、体温が奪われていくことを防いでくれます。冬場などの災害時では、凍死で亡くなられる方もおいでです。小さなものですからぜひご用意ください。
非常持ち出し袋に入れておきたいものがもう一つあります。それは処方薬です。基礎疾患で通院されている方は、1か月分くらい余分に薬を持つことをお勧めします。避難所には特殊な薬はおいていません。長く避難所生活を余儀なくされた場合、
自分に合った薬がありません。主治医と相談して必要な薬を非常用として用意することは、自分の命を守ることにつながります。
災害時に上下水道が使えなくなった場合、直面するのがトイレの問題です。多くの災害現場で問題視されてきました。トイレを我慢するために水分を控え、血栓ができて命を落とす場合もあります。トイレは、一人1日7回程度。家族の人数×7日×7回分の簡易トイレを準備しておくことをお勧めします。
大規模災害が他人事ではなくなってきた今、備蓄も含め災害に備えることが、自分の命を守ることにつながります。