講演者:佐藤 衣代 会員

西老人会で9月5日に「赤い筋肉 白い筋肉」のテーマで話をさせていただきました。

筋肉は何もしないでいると加齢とともに衰えていきます。これはとてもショックなことです。卑近な例では便秘を挙げることができます。便秘というと、とかく食物繊維の量が取りざたされますが、筋肉の弛緩も原因の一つです。このように筋肉は私たちの生活にとって切っても切れない深い関係にあります。ロンドン・オリンピックが終わってまだそれほど立たない時期でしたのでもう一度、筋肉の役目や大切さを考えてみたいと思いこのテーマを選びました。

1.体の動く仕組み
体を動かす3つの要素「筋肉」「腱」「靭帯」によって私たちはスムースな行動ができます。3つの要素の関連性、それぞれの特徴について説明し、筋肉へと進めました。650余りの筋肉が顔、頸部、胸、横隔膜、腹部、背中、四肢にあり、その構造により随意筋と不随筋に分類されること。筋肉には①関節を動かす ②内臓器を動かす ③骨の保護 ④体温調節などの機能があることを説明いたしました。
2.赤い筋肉と白い筋肉
いただいていた会員に代わりにストレッチを行っていただきましたが、今後は話の内容にもう少し余裕を持ち、ストレッチなども取り入れられる
工夫をしたいと思います。
3.筋肉を鍛えましょう
後半に回しました。
今回の講演から後半は皆さんにも参加していただく新しいスタイルにしましたところ、笑筋が活発に働き、表情も明るさが加わりました。楽しく話させていただけたことに感謝いたします。