講演者:長谷部美紀代 会員

ゴールデンウィークの最終日でしたが大勢のご参加をいただき感謝いたしました。

テーマは「健康長寿を目指しましょう!」 ~活動的な毎日を送るために~ 初めに今花盛りの諸葛菜について。三国志時代に蜀の名軍師であった諸葛孔明が兵士たち5月6日(水) 川口市西公民館で講演しました。

の健康維持のために野菜として栽培を推奨し、中国各地に広めた野菜である。アブラナ科の野菜は抗酸化力が強く、ビタミンB群、ベータカロテン、カリウムなど健康維持に欠かせない野菜であるので度々食卓に載せていただきたいと話しました。

元気で毎日を送るためには、

1.三食しっかりとること。体は食べた物でできているといわれています。高齢期になると一層食事の摂り方に気を配っていただきたい。食品の種類を多く、量は少な目に摂っていただくことが、元気を保つ秘訣であることを話し、唾液には殺菌作用と消化酵素が含まれており、よく噛む習慣をつけましょう! 口腔運動と嚥下を良くし、唾液が良く出るマッサージの方法を体験していただきました。

2.運動を続けること。運動することを心がけていないといつの間にか体力が衰えて何事をするのも億劫になってしまいます。こまめに動きましょう! 筋肉の60%は下半身にあり、スクワットや片足立ちなど、毎日続けることが、つまづきや転倒を予防します。また第二の心臓といわれる足先の運動とふくらはぎのマッサージは、心臓の働きの手助けになるので、10セットを1日3回位続けていただきたいと、体験していただきました。

3.一日一度は外出すること。外へ出ることにより陽の光を浴びて歩くことは骨太につながります。

4.友人・知人とおしゃべりをすること。おしゃべりは相手への心遣いや話の内容も考慮するので、脳の活性化につながります。

5.三行日記をつけること。一行目は今日失敗したこと。2行目は楽しかったこと。三行目は明日の目標。これらを書くことにより、少しずつ内容を増やして書くことを楽しむ。これらを続けることは認知症予防にもなります。

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これからの季節は一層こまめに水分補給をしましょう!果物やみそ汁、野菜などからも水分は摂れます。併せて1日2リットルを目標に。また熱中症の対策のひとつとしてOS-1を備えておきましょう!

最近、認知症の予防に水分不足が影響するということが分かってきました。認知症予防に効果的な食べ物を紹介し、特に大豆はイソフラボン・レシチン・サポニン・オリゴ糖・ビタミンB群が豊富・ビタミンE・カルシウム・カリウムなど小さな粒ながら私たちの体にとっては偉大な働きをしてくれています。度々食卓に登場させていただきたい。その後、計算やパズルなどで頭の体操や川柳の紹介などで楽しんでいただきました。

最後に多動・多休・多接の三多をお勧めし、終わりました。