講師;山岸みどり

4月21日(土)古唱会の皆様に向けて、初講演をさせて頂きました。

当日は、真夏のような暑さの中、40数名の方にご参加頂きました。

「私たちのからだの中はどうなっているのか知りましょう。」「 その大切なからだを健康に保つ方法とは?」「 方法を知ったらまずは実践、そして続けましょう。」のレジュメに添って進行致しました。蓮池会員にお手伝い頂き、内臓のついているエプロンを着て頂き、食べたものがうんちになるまでの経路をそれぞれの部所やその働きをお話し致しました。

「ここは何という臓器ですか?」という質問に対し、会場の皆様から声が上がり、とても話しやすく進行することが出来ました。これらの臓器の中で、今、最も注目されている腸(小腸と大腸) の壁に1.5キロもの腸内細菌が生息してい

健康な腸  腸壁には神経の繊維

ることをお話しし、実際、重さがどのくらいなのか?その確認のために、1. 5キロの重さを体験して頂きました。腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が生息し、善玉菌を多くしておくことが腸内環境を良くすること。そして、 その善玉菌を増やす方法として発酵食品を掲げ、皆様に、どのような食品があるのか?声を上げて頂きました。

発酵食品が何故よいのか?その利点を「ええな美腸」の語呂でお話し致しました。次に、発酵食品の中から味噌に焦点をあて、味噌の素晴らしさ、味噌に含まれる抗酸化物質や味噌汁の具材である野菜、海藻、キノコのカリウムや食物繊維が味噌に含まれるナトリウム(塩分) を排出すること。徳川家康が食べていた八丁味噌でつくる「 五菜三根」の味噌汁や麦ご飯、浜納豆が75歳という長寿であった健康の秘訣だったのではないか ?とお話し致しました。又、味噌の作り方。手前味噌の味見の時間を設け、最後に「うんちのチェック」を毎日して頂けるよう掲げ、バナナうんちが理想であること。バナナうんちであるのは、善玉菌が多く免疫力を上げ、 病気を予防すること。その善玉菌を増やすために、発酵食品、特に味噌汁を毎日の食卓に上げて頂ければと、話しを締めくくりました。