講演者;佐藤玲子 会員

4月11日新郷公民館で寒の戻りの冷雨にも耐えたさくらの花を眺めながら足を運んで下さった皆さんに何時までも夢を持ち続け元気に過ごしてもらえればとの気持ちを込め「夢追う日々と健康」のテーマで講演しました。

私が国家試験の管理栄養士の試験を受けようと夢を持った時の年齢64歳、受験したのが65歳とまず高齢で受験したことから導入。

受験勉強を始めて大きい壁にぶつかったのが暗記力の低下。まさにざるに水を灌ぐとザーッと下に水が流れるごとく朝覚えた事が昼は何も覚えていない状態でしたがたまたま見ていたテレビで90歳過ぎの大学教授が中国語を勉強する時に暗記力の壁にぶつかった時に若い人は1回で覚えられることを高齢者は100回繰り返す。繰り返すのですよと。そうだそれなんだとすぐに繰り返し作戦を実践に移し、夢をつかんだこと。

その時に考えたのが夢を持ったら年だからと諦めない、時間はたっぷり有り、若い人には無い沢山の経験を積んできた引き出しも有るので壁にぶつかっても何か解決方法が有ると気持ちを前向きに持つことが大切という事でした。

次に健康維持のための食事なのですが私は舅、姑、小姑と子供達の3世代同居の生活を30年以上続けたことで祖父母の好きな和食、子供達が好きな洋食とを交互に調理していた結果自然とバランス食を摂取していたことになり私の元気な源になっていた事を受験に際し考え、このような経験が力になり夢に繋がる事を話しました。

食事の流れから高齢者の低栄養の話に繋げタンパク質不足は筋肉量減に繋がる事からしっかリ摂取が必要だが摂り過ぎは良くないことから国では1日の推奨量として男性60g、女性50gとしている事。この量の食材の摂取方法を何時もの「卵」1個を使用して説明。

最後にバランスよく食べ、よく寝て、よく喋り、笑い、動きこれに夢を持ち続け健康に過ごせたらいうことないですねと終わりました。